11月に入ると途端にイルミネーションがあふれる街を見て「もうそんな時期かー」と思います。もうすぐ一年が終わるなあ早いなあ、なんてしみじみするんですが、その前にクリスマスを乗り越えないと!子供の毎年の楽しみでもあり、大人はお財布に厳しい時期でもあり・・・。今年はどんなクリスマスを過ごしますか?
もうすぐクリスマス!クリスマスの過ごし方
クリスマスの過ごし方は各ご家庭それぞれでしょう。子供がまだ小さければ一緒にツリーを飾り付けて、その下にサンタさんへの手紙を用意させておいてコッソリ調達する・・・。そんなほのぼのクリスマスも子供が小さいうちですよね。恋人同士ならイルミネーションの綺麗なスポットを選んでのクリスマスデートでしょうか。
そもそもキリスト教に由来するイベントですから、自分が子供の頃は「うちは関係ないからプレゼントはないよ」と父にイジワルを言われたものです。プレゼントはしっかり用意してありました。
ご家庭によっては宗教上などの理由でクリスマスは特にイベントはしないというお宅もあるでしょう。よく「キリスト教信者でもないのに・・・」なんていう人もいますが、ここまで日本でも年中行事として定着しているものですから、もう日本の季節行事ととらえて良いのではないでしょうか。家の内外を飾り付けて季節を感じる行事と考えれば同じような行事もありますしね。
宗教などにこだわらず、家族や恋人、友人、ご近所とのコミュニケーションを活性化させるための行事と考えて楽しんでみるのも良いでしょう。
ツリーはいつごろ?本場に合わせるなら!
クリスマスの本家キリスト教にならうならば、ツリーを飾るのは11月最後の日曜日が最適です。とはいえ、年末も迫ってきていて色々と忙しくなりつつある時期でもありますので、都合のよい日に家族や友人と楽しく飾り付けをしましょう。
毎年何気なく飾り付けているクリスマスツリーですが、一つ一つ意味を知れば飾り付けも一味違ってくるかも知れません。ツリーは「モミの木」が本場ですが、これは「永遠の命」を象徴しています。ツリーの頂点に飾る星「トップスター」は「希望」を表す星です。
「天使」のオーナメント(ツリーの飾り)はキリストの誕生を知らせた天使であり、「ベル」もキリスト生誕を知らせたツールです。ろうそくのオーナメントもそうですが、電飾を飾り付けるのはキリストを「闇夜を照らす光」に例えているからです。
クリスマスカラーにも意味はあります。「赤」は愛と寛大さを表し、緑はモミの木と同じく「永遠の命」を。「白」はキリストにより浄化される「純白」を表し、「金」や「銀」は気高さを表します。
オーナメントは壊れていたりしませんか?100円ショップでもクオリティの高いオーナメントが各種揃えられているので、クリスマスカラーを意識しつつ、前年とは違った雰囲気のツリーを飾るのも良いですね。
サンタさんはいつまで?何歳まで信じさせる?
我が家は小学6年でカミングアウトしました。姉の家では高校生までサンタに手紙を書かせていましたが、どうやら子供たちの方が理解していて親に付き合ってくれていたようです。
一般的には小学校4年生くらいで現実に気付く子供が多いようです。気付くというか、娘のクラスで「サンタはいる、いやいない」という論争が巻き起こっていたのがやはり4年生のころでした。
各ご家庭のカミングアウトのタイミングはそれぞれで、最初からサンタさんはいないというお家も当然あります。中には夜中に枕元に忍び寄る親の姿を確認してしまったり、派手に訪問してきたコスプレサンタが父親でしかなかったなんて事も。
でもそれも大人になって振り返れば、良い思い出になるのだと思います。
サンタを信じさせるのは、小学校高学年までが限界かもしれません。親離れをして友人との付き合いが優先される年頃でもありますから、当然お友達の中にはすでにサンタさんはいないと認識している子もいます。「痛い子」扱いをされないためにもほどよいタイミングでカミングアウトしてあげましょう。
高学年までサンタの存在を信じていた子供ほど、大人になってからのクリスマスの過ごし方を大切にとらえてくれる傾向があるようです。
まとめ
クリスマス行事に限ったことではありませんが、子供の頃のイベント事の思い出って大人になってから大切な思い出になるものです。自分がしてもらった事、与えてもらった事を振り返り感謝しつつ、自分の子供の世代にも与えてあげられる大人になるための条件の一つかもしれません。
家族で楽しく過ごした記憶が一番のプレゼントになるように今年も楽しいクリスマスをお過ごしくださいね。