お彼岸の期間中に結婚式を挙げたり七五三の写真撮影をするのは良くないのでしょうか?
他にも大事な契約なども行わない方が良いというのは本当でしょうか。
お彼岸中の結婚式は非常識?
お彼岸中に結婚式を挙げるのは非常識でしょうか?
特に田舎や地方によってはお彼岸の期間中に結婚式などのおめでたい行事をする事は良くない事だとされている所が多いです。
地方による考え方の違いでしょうし、家自体の宗教感による部分も強いかと思います。
お彼岸中というよりは日取りとして大安なのかといった事を気にする方の方が多いです。
田舎や地方の方がそういったお彼岸中の祝い事に対して厳しいというのがありますが、地方は地方でも場所が違えば考え方も変わりますし、年代によっても変わります。
地方によっては何も気にしないという所もあれば子供のころからいけないと言い伝えられてきた地方もあります。
お彼岸中に結婚式をするという事で抵抗があるという身内や親族がいるのであればそういった意見も尊重した方が良いですし、新郎新婦が決める事なので参加される方々の都合をどの様に思いやるかと言事の方が大切だと思います。
その日に結婚式を挙げたい理由と言い伝えや地方の習わしと照らし合わせてどの日取りにするのが良いか考えるべきでしょう。
お彼岸中の結婚式は身内や親族参加者の中に不幸があった場合以外はあまり気にする必要が無いと思われます。
身内に不幸があった方がいる場合はその方の都合や感情、忙しさを考えて配慮する方が良いでしょう。
お彼岸中に七五三の写真を撮ることは良くない?
お彼岸中に七五三の写真を撮ることは良くないとされる地方や考え方の年代、年齢層の方もいらっしゃいます。
お彼岸中といのは悪い期間なのでしょうか?
そうではないと思います、お墓参りに行ったりご先祖様近況を報告しながら無事を感謝したりといった意味合いがありますので、逆にお彼岸の期間中に写真を取ればご先祖様への良い報告となるでしょう。
お彼岸中に七五三の写真を取ってはいけないとする風習は根拠があいまいですね。
単純にお彼岸=悪い日のイメージでいる方のこじつけでしかないような気がします。
こういった部分も地方や人それぞれの考え方や宗教観によるものですのでご本人が良しとすればよいのではしょうか?
悪いとする方の意見は大抵そう聞いたからとか、そう教えられてきたといった位なので勘違いしている事の方が多く、よく考えれば何の根拠も無い事に気づくと思います。
それでも頑固な方は考え方が変わりませんが。ダメと言ったらダメなんでしょうね、根拠は関係なく。
お彼岸中の契約関連は止めた方が良い?
お彼岸中の契約関連は止めた方が良いのかという事ですがこれも地方や考え方の違いがあります。
契約関連といっても特に住宅を建てる際の土地の契約や棟上げや着工前の契約日などをお彼岸中に控えるといった地方や考え方の年代の方がいらっしゃいます。
実際に多いのはお彼岸中かどうかよりも大安なのかどうなのかといった日取りの部分でお彼岸中かどうかまで気にする方は少ないです。
これは建築関連や不動産関連などでは昔から言われている言い伝えの範囲の話であって特に根拠がありません。
セールストークの中でそういった方がお客様の事を考えている良いセールスマンに見えますよね?
地方によっては職人が日取りを気にする事はありますがこれも若い世代では少なく、ましてやお彼岸の期間中かどうかはわからない方の方が多いのではないでしょうか?
お彼岸や墓参りなどの行為をどうとらえるかの考え方次第の話になりますので正解は無い話です。
個人の不動産購入などはマイホームがほとんどでしょうから、そうったマイホームを買える喜びをご先祖様に感謝する意味を込めてお彼岸に報告がてら契約を済ませるという考え方でも良いと思います。
まとめ
お彼岸の期間を「忌み日」と言って、嫌う考え方を持ってる年代の方がいます。
年配の方に多いですがその理由を聞いてもダメだからダメなんだ言う程度で自分がそう教わってきたから以外には理由が無いのです。
逆にお彼岸中は良いととらえる真逆の考え方もある事からやはり当事者の中でそういった「忌み日」を気にする方に配慮するかしないかの選択だと思います。
直接的に関係が無い方の意見は意見として聞いておいて実際はただの思い込みに過ぎない話ととらえましょう。
例えば結婚相手や祖父や祖母、取引相手がそういった事を気にする方であればそこに合わせてあげる事も大切です。
気にしない方はどちらでも良いのですから。