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秋の味覚!ぎんなんをおいしく食べて風邪予防!

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秋になると黄金色に色づいたイチョウに見とれてしまいますね。地面からなんとも言えない異臭を発する銀杏は足のにおいと同じ臭いと言われていて、動物も食べないといいます。子供の頃は茶わん蒸しに入っていると避けて食べたものですが、大人になってみたら銀杏を探してスーパーを徘徊するほど好物になりました!

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秋の味覚と言われると・・・?

秋の味覚と言われたら「キノコ類」が筆頭にあげられますが、ホクホクしたお芋や銀杏も忘れてはいけません。特にギンナンなどは熱燗が美味しい季節のおつまみに最適です。

さて、ギンナンを生み出してくれるイチョウの木ですが虫にも公害にも強い木なので街路樹として植えられている事が多い木です。ところが秋になって実を落とすとこれ自体が公害になりかねないません。踏んで帰ろうものなら玄関は大惨事です。そのため、街路樹に使用されるのは実をつけない雄株がほとんどです。
それでも雌株を見つけることができたら、銀杏が落ちてくるのをじっと待ちましょう。街路樹の場合、収穫が目的ではないので自然に落ちた実に関しては拾って持ち帰っても大丈夫。登って収穫するのは「窃盗罪」にあたるそうなので注意しましょう。

自宅で異臭騒ぎを起こさないために拾ったらその場で下処理はしてしまいましょう。臭いと手荒れ防止のためゴム手袋とスーパーの袋を何枚か持参してください。拾ったら袋の中で揉みながら果肉を取り払います。すっごく臭いです。素手で処理すると手がかぶれます。必ずゴム手袋着用で!
外した果肉はビニール袋何枚かで防御して捨てましょう。間違っても地面でつぶしながら種だけ収穫するのは他の歩行者やお掃除の方に迷惑になるのでやめましょう。

果肉を外したギンナンは広口のビンかペットボトルに水と一緒に入れ、上下に振ります。水を入れ替えて何度か繰り返し、ギンナンが綺麗になったら新聞紙かブルーシートなどに平らに広げて天日干ししましょう。
表面が乾いて白くなるまで放っておきます。

ぎんなんをおいしく食べよう

茶わん蒸しの中にころがるぎんなんもホクホクして美味しいですが、やはりシンプルに炒って岩塩で頂くのが一番。な気がします。

フライパンで炒る場合しっかりフタをしておかないとはじけ飛びます。これが苦手な人は電子レンジを使いましょう。
まずギンナンの殻にペンチなどで割れ目を入れておくと良いです。薄めの封筒を用意して、その中にギンナンを平らになるように入れレンジでチン!600ワットで1分くらいです。あまり長くチンすると実が固くなってしまいます。
出来上がったらすぐに殻をむいてしまいましょう。冷めてしまうと空の内側の薄皮が剥きづらくなります。それより何より出来たてに塩をふって食べるのがオススメ!

剥いたギンナンは茶わん蒸しに入れたり、串に刺してあぶっておつまみに出しても良いですね。

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ぎんなんで風邪予防?

ギンナンは好き嫌いの分かれる食材ではありますが、実はバランスのとれた栄養食です。感染症を予防する成分が多く含まれていて、風邪をひきやすい秋から冬には最適です。

喘息にも効果を発揮します。ギンナンは昔から肺や気管支の病気に効くといわれてきました。銀杏に含まれている「青酸配糖体」が咳を鎮めてくれるようです。風邪をひいたときの咳止めに良いですね。炒ったギンナンを水煮にして砂糖かハチミツを加えて毎日5~6粒食べると良いそうです。

身体を温める効能があるため、子どもの夜尿症や大人の糖尿病の改善に良いと言います。毎日5粒くらいずつ食べると少しずつ改善がみられます。

その他、むくみ改善や疲労回復、動脈硬化予防、美肌効果などがあげられますが食べ過ぎはダメです!栄養食ではありますが、食べ過ぎると中毒症状が出ます。ひどい場合は痙攣や呼吸困難、意識消失、ショック状態に陥ったりします。
10歳未満の子供の症例が特に多いのですが、小児は解毒能力が未発達なため5粒ほどで症状が出ると言われます。5歳未満は特に症状が出やすいため、与えない方が良いかもしれません。大人でも多量に摂取するのは危険です。

まとめ

もしギンナンを食べたあとに何らかの症状が出たら、早めに医療機関を受診し、ギンナンを食べ過ぎたと申告してください。たかがギンナンと侮ってはいけません。最悪の場合死に至ることもあるんです。
美味しくて、栄養満点。だけど中毒の危険もはらむギンナンですが、カロリーは1粒当たり6キロカロリーと非常に低カロリー!しかし食べ過ぎは中毒のもとなのでダイエットには向きません。

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