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乾燥対策

冬のお肌のかゆみ!原因は?対策はあるの?おススメは?

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空気の乾燥する冬は、とにかく肌トラブルが起きやすいですよね。特に乾燥肌の自分はスキンケアに気をつかっているはずなのに、あちこちムズムズむずがゆくて眠れない事も…。こんな時どうしていますか?

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冬のお肌のかゆみ!原因は?

冬は空気が乾燥することによってお肌にも多大な影響を及ぼしています。肌が乾いてカサカサ。かゆみに耐え切れずにかきむるのでガサガサ・・・。いわゆる「粉ふき肌」になってしまう人は意外と多いのでは?

通常、お肌は外部からの刺激や乾燥から守られています。
まず毛穴から分泌される皮脂と汗がまじりあう事で「皮脂膜」という天然の保湿クリームが作られています。
そして空気中から水分を吸湿し角質層に水分を保つために「天然保湿因子」があり、角質層の細胞を脂質でつなぐセラミドなどの「細胞間脂質」があります。
特に「細胞間脂質」はお肌の保全のために全体の80%の役割を担っています。外部からの刺激から守り、角質のはがれを防ぎ、水分の蒸発を防ぎます。
肌の状態が健全に保たれているのは「細胞間脂質」によるところが大きいんです。
お肌がかゆくなるのはこれらの「バリア機能」が失われるためです。

冬は特に空気の乾燥と気温の低さが影響します。冬は寒いため、あまり汗をかきませんよね?汗が出ないという事は「皮脂膜」という保湿クリームが生産されにくい状況です。
そして空気の乾燥によって空気中から水分を吸湿できず、肌の水分が不足します。もうカッサカサですね。こうなるとアチコチのかゆみが止められません。

冬のかゆみ・対策はあるの?

肌が正常であるためには湿度を上げなければなりません。お肌に最適な湿度は60~65%です。お部屋の中では加湿器を使って湿度を上げましょう。

一番気をつけなければならないのは意外にも「入浴」です。保湿されているような気分になりますが、実はお風呂が一番お肌を痛めている可能性があります。
肌を守っている皮脂膜は35℃のお湯ではがれ、セラミドなどの細胞間脂質は42℃以上のお湯で溶け出します。

乾燥肌とかゆみで悩んでいるのであれば、お風呂の温度は低めで入りましょう。細胞間脂質が溶けてしまうような熱いお湯での入浴は避けるべきです。
40℃以下のぬるめのお風呂で、入浴時間は20分が理想的です。

ナイロンのタオルでゴシゴシ洗うとキレイになった気がして気持ちもいいんですが、必要な皮脂をこすりとってしまい、肌荒れの原因になります。石鹸をしっかり泡立ててお肌を包み込むように洗ってください。
冬は肌荒れしやすい季節でもあるので、タオルや石鹸は刺激の少ないものを選びましょう。シャンプーや洗顔料も見直してみてください。皮脂を程よく肌に残すためには洗浄力の強いものはおススメできません。
オーガニック
身体を拭くときもゴシゴシするのは逆効果!タオルを押し当てるように水分を取り、入浴後10分以内に保湿ケアをしましょう。

スキンケア・保湿対策おススメは?

普段使っているスキンケア用品でも、冬の乾燥肌には刺激が強すぎたり、かゆみが出る場合があります。
そんな症状が現れたら、お肌がそれだけ刺激に弱くなっているのだと理解してください。

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シャンプーや石鹸などもそうですが、基礎化粧品もオーガニックや低刺激のものに変えてみるのも良いでしょう。
保湿クリームも添加物が少なく、低刺激のものがおススメ。天然原料100%のワセリンクリームは皮膚のバリア機能を回復させてくれます。
「ソンバーユ」などで知られる馬の油「馬油(ばあゆ)」は赤ちゃんも使える天然オイル。馬油は人の皮下脂肪に成分が似ているため、自然治癒力を高めてくれます。乾燥の気になる部分には重ね付けしましょう。
クリームパック
いつものスキンケアで補えない時はクリームパックがいいですよ!私の場合は特に入浴後、頬にかゆみが出てしまいます。
普段通りのお手入れの後に美容クリームをたっぷりと顔に乗せていきます。あまり高価なものだと「たっぷり」とは使えないので、私はドン・キホーテで購入したオーツインワンゲル(500円)で実践しています。
ポイントは「塗り込む」のではなく「乗せる」こと。塗り込むとお肌へのダメージにつながります。
目元や口元の特に乾燥・小じわが気になる部分には厚めに乗せて20分ほど放置します。
最後は多少面倒でも蒸しタオルを押し当てながら優しくふき取りましょう。肌への浸透力が高まります。

入浴しながらのクリームパックも洗い流せばいいだけなのでラクチンです。ダイソーで買える「シリコーン潤マスク」をクリームパックの上からかぶせて使っていますが、乾燥が特に気になる時はこれが一番です。

まとめ

冬の朝は寒いからとお湯で顔を洗っていませんか?私も洗っていました。寒いし水は冷たいし、どうしてもお湯で洗ってしまいますよね。でもこれダメなんです。お湯で肌のバリア機能が洗い流されてしまうんです。
肌の乾燥をうながす結果になるので、寒いのは我慢してお水で顔を洗うようにしましょう!

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