空気が乾燥してくると、途端に唇がカサカサ・・・。体中のどこよりも乾燥をいち早く感じるところです。この時期は特にリップクリームが手放せません。
冬のカサカサ唇!
空気が乾燥する冬になると唇の乾燥が気になりませんか?皮がむけてしまって口紅もキレイに乗らず、無意識に皮をむいてしまって出血する事も。
そこから雑菌が入って腫れてしまい、膿んでしまった事もあります。
リップケアが追いつかず、笑ったとたんに唇が裂けて痛い思いをしたという人は多いのでは?
乾燥が気になってリップクリームを塗っても、飲食で落ちてしまったり、唇をなめる癖がある場合も良くありません。
唇をなめると乾燥がやわらぐ気がしますが、実はこれは逆効果です。
唇をなめた後の唾液が蒸発するとき、唇の水分も一緒に蒸発してしまいます。乾燥に拍車がかかってしまうんですね。せっかく塗ったリップクリームもなめとってしまう事になります。
口呼吸も呼吸のたびに唇に空気が触れるため、乾燥しやすくなります。
唇が荒れやすいのはなぜ?
「くちびる」という部位は、普通のお肌よりも天然保湿因子や細胞間脂質が少ない場所です。
そのため保湿機能がいちじるしく弱く、水分の保持もできず、外界の刺激をガードする皮脂膜も形成できません。紫外線の刺激も直接受けてしまいます。
しかも薄皮一枚ですよね。だからすぐにトラブルになるんです。
胃腸の調子が悪いと口角が荒れませんか?体調の悪さに影響を受けやすい部分でもあるので、リップケアには体調管理も重要です。
空気の乾燥の影響を受けやすいのも一因です。
冬の乾燥した空気に加え、冬は夏場に比べて水分の補給が減りますよね。すると体内の水分が不足して唇まで行きわたらずに乾燥しやすくなってしまいます。
食事も唇が荒れてしまう原因になります。
冬は香辛料を使った食べ物が多くなりますよね。身体の中から温めてくれるキムチ鍋とか最高です。
しかし香辛料を効かせすぎると唇が刺激され、荒れる原因となってしまいます。
かといって、食後に唇をゴシゴシしてはいけません。メイク落としの際も注意が必要ですが、唇をこする「摩擦」も荒れの原因の一つです。
花粉症などのアレルギー反応で唇が荒れてしまう場合もあります。
カサカサ唇!対策は?
お肌と同じで唇も合わないものを塗っていたら荒れてしまいます。
今使っているリップクリームを見直してみましょう。そして保湿性に優れた、相性の良いリップクリームを見つけたら、何本か購入して家やオフィスなど自分が過ごす時間の長い場所に常に置いておくことです。
外で活動する時間が多い人は、保湿に加えて日焼け対策の出来るリップがおススメですが、敏感肌の人は日焼け対策成分で唇がさらに荒れてしまう場合もあるので注意が必要です。
食事の後やメイク落としの際に唇をこすってしまうのはダメですが、汚れやメイクがそのまま付着しているのは唇によくありません。さらに汚れの上からのメイク直しは言語道断!
コットンに化粧水か乳液を含ませて優しく汚れを拭き取りましょう。
唇のメイク直しは一度キレイにしてから!が鉄則です。
一日の終わりにワセリンを唇に塗って「リップパック」してみましょう。
・小さなタオルを水で濡らし、レンジで20秒(触って熱いと感じたら少し冷ましましょう。)
・唇にワセリンをたっぷり。オーバーリップ気味に塗りましょう。
・サランラップをのせて蒸しタオルでおさえる。(スチーム効果)
・1分間押さえたらパックは終了です。
ワセリンはそのままでも良いですが、気になるようなら柔らかいティッシュで優しく拭き取りましょう。
リップパック用のラップシートが携帯もできて便利です。
私も使っていますが、仕事中など唇のカサカサが気になってきたら手持ちのリップクリームで即席パックしています。
パック直後の唇にはちょっと感動しますよ!
まとめ
唇は、顔の印象を左右する大切な部分です。
とんでもなくイケメンであったり、ものすごい美女であったりしても、ガッサガサの唇だとガックリきませんか?
イケメンや美女でなくとも、ぷるぷるツヤツヤの唇の持ち主の方が魅力的に見えますよね。
ぷるぷるツヤツヤ唇のために、しっかりケアしましょう。