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秋にも花粉症!?原因となるのは?どう対策する?

投稿日:2017年7月29日 更新日:

「花粉症」と聞くと春にひと騒動を巻き起こすスギやヒノキの花粉症を思い浮かべますが、一見穏やかに過ごせそうな秋にも「花粉症」はあるんです。ぐずぐずムズムズしてきたら要注意です!

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秋にも花粉症って出るの?

「花粉症」は春だけの」ものと思っている人がけっこういますが、秋にだって花粉が猛威を振るいます。むしろ一年中なんらかの花粉が飛んでいます。
以前初夏のころに咲くニセアカシアの白い花にアレルギー反応を示した経験があります。ニセアカシアの花は天ぷらで食べられますが、それを食べれば治るなんて会社のおじさんに虚言を吐かれました。

そもそも花粉症とは?
去年まで大丈夫っだったのに今年は花粉症に悩まされているという人も多くいます。逆もしかりで、去年のこの時期は本当につらかったのに今年は花粉症なんて関係なく過ごせているなんて人も。私もアカシアに悩まされたのはほんの数年でした。

遺伝的なアレルギー体質が主な原因とされていて誰もが発症するわけではありません。というのは大間違い。誰もが発症してもおかしくないアレルギー症状なんです。花粉のシーズンには多かれ少なかれ体内に花粉を吸いこんでしまうわけですが、この時に免疫力が低下していたりすると発症への近道となります。
普段侵入を許していた花粉に対し「敵が入り込んできた」という判断を細胞が下します。すると身体は次々やってくる花粉という敵に対し抵抗するために「免疫グロブリン(IgE抗体)」という物質を作ります。実はこれが花粉症の原因と言われる抗体になるんです。

体内に花粉を取り込んだら取り込んだだけIgE抗体は増えます。そしてこのIgE抗体が一定量蓄積したところで花粉症の発生です。健康状態によって「一定量」には差が出ます。

花粉症の原因となるのは?

春にはスギやヒノキ。秋にはブタクサが猛威をふるいます。一年中様々な花粉が飛びまわってはいますが、アレルギー症状が顕著に現れるのは春と秋です。
ブタクサは8月から10月にかけて飛散します。この時期はイネ科花粉も飛散するため、どっちに反応しているのかを特定する必要があります。というのも、ブタクサ花粉症の場合はキュウリやメロン、バナナやキウイといった食物にアレルギーを起こしているケースが多いんです。この時期アレルギーを発症した場合、アレルギー検査をして原因を特定しておくと食物アレルギーにも対処できます。逆にこの食物アレルギーが事前にわかっていた場合、ブタクサに反応する可能性が高いので花粉の時期は近づかないようにしましょう。

ブタクサはもともとアメリカから渡ってきた外来種ですが繁殖力がとても強く、土さえあればどこでも、むしろアスファルトだってへっちゃらの生命力です。近年では全国各地どこでも見られる植物になりました。ブタクサをアレルゲンとする人は開花する前に身近にあるものは除草してしまいましょう。ブタクサと同時期に花粉が飛散するものにヨモギがあります。これもまた花粉症の原因になります。

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どう対策する?

発症してしまっている場合、重症にならないために花粉を避けることが重要です。外出しないというわけにもいきませんから口と鼻から花粉の侵入を射防ぐためのマスクは必須ですね。帽子やメガネは目を守るのに役立ちます。着るものはナイロン製のジャンパーなどツルツルしたものを選んでください。どうしても外出すると衣服に花粉が付着します。ツルツルした着衣なら家に入る前に簡単に花粉を落とせます。家の中には花粉を持ち込まないようにしましょう。家族が花粉症を発症している場合もこの気遣いは必要ですね。

風邪やインフルエンザの予防にうがい・手洗いは励行されますが、外で付着した花粉の除去にも効果的です。花粉を落として帰宅したらまずうがいをして顔も洗いましょう。鼻うがいはオススメです。なんの予定もなければそのまま入浴してしまうのが一番!
発症していないからと言って油断していると、ある日突然花粉症の症状に襲われるなんて事も!治療も可能ですがその道のりは困難です。花粉の時期、マスクの装着はした方が良いでしょう。

花粉症を防ぐためには食生活などの改善が必要です。インスタントやスナック菓子、ジャンクフードばかり食べているようなら早急に改善を!不規則な生活やストレスもアレルギーを引き起こす要因です。免疫機能を正しく働かせるために生活習慣を見直しましょう。

まとめ

年々花粉症患者は増加しています。そして花粉症の原因となる「原因花粉」は50種類もあるとか!

花粉以外でも地域によっては排気ガスや黄砂の影響を受けてしまうところも少なくありません。ガスや黄砂の中に含まれる微粒子と一緒に花粉を吸いこんだ結果、アレルギー症状が出やすくなったりします。
アスファルトの多い都会では一度落ちた花粉が再び舞い上がりやすいので、特にマスクなどの対策が必要です。

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