「食欲の秋」または「味覚の秋」なんて言われますが、秋も深まるこの時期は美味しいものが盛りだくさんですよね。お腹を満たすことも大事ですが、彩り豊かな紅葉もぜひ楽しみたい季節です。
食欲の秋!ついつい食べ過ぎる季節!
秋の旬の食材には美味しいものがたくさんあって、ついつい食べ過ぎてしまいがち。お芋やぎんなん、栗やサンマやキノコ類。
とはいえ美味しいからと食べ過ぎてしまうと、体重増加が気になりますよね。でも秋の味覚は楽しみたい!
でもキノコ類ならローカロリー!ダイエットにも最適な食材としてよく知られています。山で運動がてらキノコ狩りをして、紅葉も楽しんじゃってみませんか?
キノコ狩りして紅葉も楽しもう!
お盆明けから9月上旬に雨が多ければ、その年のキノコには期待できます。気温がぐっと下がれば、我が家の人たちは毎日喜んで山に入ってキノコを探します。
秋の味覚の王者・マツタケを狙うとなると場所も見つけ方も難しいうえに大抵は入れない山だったりしますので、観光のマツタケ狩りでお料理付き!というのが安全なうえに美味しいし、確実です。
入山禁止でない限り近所の山でも十分雑キノコは収穫できます。むしろ雑キノコの方が狩るのは楽チン!歩きながらヒョイヒョイと収穫できます。野生のマイタケやナメコもありますよ!
山ガイドが身近にいるなら一緒に行ってもらいましょう。初心者だけでむやみに山に入ると事故を起こしかねません。
初心者向けの「キノコ狩りツアー」も各地で開催されています。秋の紅葉を楽しみながら山を安全に歩かせていただいたうえ、キノコづくしの食事がついたりします。
首都圏からなら日帰りで行ける山梨県、長野県のツアーがオススメ!毎年9月から、長いツアーで11月下旬まで参加できます。
キノコ狩り・注意点は?
キノコの季節は冬を目前にして野生動物が冬眠の準備に入る時期でもあります。うっかり熊に出くわしてしまわないよう、音を立てながら山に入りましょう。地元の案内人が一緒なら一番安心です。
キノコ狩りは収穫し出すとついつい周りが見えなくなりがちです。私自身、目線はもうキノコしか追わなくなります。そしてふと気づくと一緒に来たはずの友人の姿が見えない・・・。
さすがに入りなれた近所の山で「遭難」はしないだろう。とは思わない事です。キノコ狩りに入ったまま行方不明というニュースが毎年流れますよね。入りなれている山でも十分迷うことになり得るんです。
キノコだけに夢中にならず、数分刻みで自分自身の周りを見渡しましょう。
まとめ
足元のキノコだけでなく、目線を上げれば鮮やかな紅葉が楽しめる。本当に贅沢な秋の行楽ですが、くれぐれも一人では山に入らない事。そして、知らないキノコは食べない!これ一番重要ですね。キノコの図鑑を持参して判断している人もいますが、食べられるキノコと毒キノコはよく似たものが多いんです。
野生のキノコを収穫した場合、図鑑よりも地元のおじいちゃん、おばあちゃん、山ガイドさんに見せて確認してから食べるのがベストです。キノコ狩りの最中に山に慣れた感じの人に会ったら聞いてみるのもまた楽しいですよ。