寒くなるとあったかーいものが食べたくなりますね。そんな事を考え出す頃には、コンビニの店頭にはすでに「おでん」が用意されています。絶妙のタイミングです。お鍋のスープも種類が豊富に揃えられてお店の目立つ場所へと並びます。
冬のあったかメニューって?
たくさん並ぶ具材の中から好きな物だけをチョイスできる「おでん」。寒い時期にアツアツのおでんで一杯なんて最高ですよね!卵、シラタキ、はんぺん、巾着、大根、こんにゃく・・・人それぞれ選ぶ具材は決まっているんじゃないですか?
あったかいお鍋も寒い冬には欠かせませんね!ちゃんこ、キムチ、豆乳、ごま・・・お鍋のベースも種類が様々で迷ってしまいますね!
「おでん」にも「お鍋」にも大活躍なのが、大根!おでんなどは大根が入ってないなんて考えられないくらい。お鍋にも短冊切りでそのまま入れたり、すりおろしてみぞれ鍋にしたり。我が家ではお餅を入れたみぞれ鍋を冬の間は月2回のペースで作ります。「また鍋?」と子供に渋い顔されます。
冬の旬といったら、ぶり大根は外せません!寒ブリの美味しい時期に美味しく食べるために大根とのコラボは鉄板中の鉄板です!
あったかメニューに欠かせない大根!
様々な具材とコラボして冬メニューを美味しく演出してくれる大根ですが、主に消化を助けてくれる食べ物として広く知られています。
でんぷんの消化酵素・ジアスターゼが多く含まれており、消化を助けるとともに整腸作用もあります。
サンマなど焼き魚のお供に登場する事も多い大根おろしですが、これにも意味があります。
焼き魚のオコゲの部分。よく焦げた部分を食べ過ぎるとガンになるなんて言われたりしますが、この焦げ部分に発がん性物質が含まれているのは事実です。焼き魚のお供にされる大根おろしには、この発がん性物質の解消とともに、高い解毒作用もあるんです。
おさしみのツマに大根が使われるのもこの解毒作用があるためです。生魚にあたらないようにという事ですね。
二日酔いにも大根おろしはよく効きます。さいの目に刻んだ大根をハチミツに漬けてしみ出るエキスは咳止めによく効きます。お湯で薄めてうがい薬としても使えます。
食物繊維と酵素が豊富で低カロリーのため、ダイエットにも効果があります。
大根を育ててみよう!
栄養豊富な大根を自給自足してみたらどうでしょう?自作で大根食べ放題!素敵ですね!
大根はやせた土地でも育つ丈夫な野菜です。春まきと秋まきが出来ますが、秋にまく方が害虫の被害が少なくて簡単なので大根栽培は初めて!という人には秋にまくのがオススメです。
品種によってはオススメ時期が偏るので、種を買うときに店頭で確認しましょう。時期に合わせることが出来れば上手に育てることが出来ます。
移植を嫌う野菜なので、種は畑に直接蒔きます。畑はなくベランダで家庭菜園というご家庭でも大丈夫!深型プランターや鉢で栽培できる根の小さな品種もあります。
大根の品種改良はとても進んでいて、よほどでなければ上手に育てられる野菜です。どんな料理に使いたいのかといった視点で品種を選んでも良いでしょう。
まとめ
秋まきは9月から10月中旬までに種まきを、と言われていますが、上記でも触れていますが改良が進んでいるおかげで品種の選択さえ間違えなければ一年中栽培可能な野菜です。
栄養食としてもダイエット食としても評価の高い大根を毎日食べて、健康生活を送りましょう!