中秋の名月に楽しむ月見団子、お月見団子と言っても地域によって団子の種類が様々。
いくつ食べるの?並べ方は?と疑問に思う事と地域によっては団子でなく芋やおはぎなども供えるみたい。
月見団子とは?由来や意味
月見団子と呼ばれて食べるお団子は中秋の名月にお月見しながら供えた団子をいただくという風習ですね。
地域によって意味や風習は違いますが一般的にはお月見の際に収穫を祝う為にお団子や野菜などをお供えします。
ススキは稲穂の代わりともいわれています。
地方によってはまだ収穫が無いので豊作を願う意味や感謝が込められているようです。
白いくて丸い団子を月に見立てて月を眺めながら団子をいただくというのを楽しむ風習です。
しかし、地方によっては白くない団子をお供えする所や、団子に色々な味のアレンジを加える所もあるようです。
こういった部分は地域や地方というより各家庭で昔から個人的に楽しんでいる事の意味合いの方が強いみたいです。
やはり基本的には白い団子ですが毎年白い団子では飽きてしまいますからね。
そういったアレンジを加えながら楽しむのも良いでしょう。
月見団子をいくつ供える?
月見団子を供える時にルールはあるのでしょうか?
これには2つの説が存在します。
年間の満月の数として12個供える。
これは一年間での満月発生回数にちなんで供える説です。
暦の関係で13個になるうるう年もあります。
もう一つは十五夜にちなんで15個供える説です。
こちらもよく言われる説ですのでどちらか自分が納得いく説に合わせてお供えしてみてはいかがでしょうか?
月見団子ではなく芋?おはぎ?
もともとは月見団子ではなく月見で芋を供えるのが本当の様です。
昔は米などがまだ少ない時代に主食は芋であったため今でもお月見は芋を供えるという地方もあります。
これはこれで本来の風習にならっているのでおかしい事ではありません。
むしろ正しい事になります。
他にも、おはぎを供えるといった小数派の意見もあります。
こちらも、もともとのお供え物の中に枝豆などの豆類が入っていたためその代わりとして豆を使ったお供え物としておはぎが登場しました。
こちらも本来の意味を考えれば間違ってはいませんがちょっと意味が遠くなった感じがします。
しかし、お月見にお供え物をして皆で楽しもうという本来の考え方や風習は変わらず残っていると思うと凄いですね。
まとめ
お月見の時期としては中秋の名月と呼ばれる期間か、もしくは満月を眺めて楽しむという方法です。
ただ眺めているだけでは寂しいのでお団子や芋、おはぎなどをお供えしながらみんなでそのお供え物を頂くという文化は残していきたいですね。