不動産投資って広い土地を持っている地主や家がもともとお金持ちなどの一部の限られた人たち、つまり大金持ちのする事で我々サラリーマンや一般の家庭に生まれ育った人間には遠い世界の話で関係が無いと思っていました。
しかし、しっかりと不動産投資ってなんだ!を知ると自分の想像やイメージとは違った世界が見えてきます。
決して遠い世界の話では無く、ごく身近な世界の話でした。
不動産投資の方法とは?
不動産投資とは基本的に不動産を買い、その不動産を他人に貸すことで利益を得る事です。
自分自身は働かなくても、毎日何かの作業をしなくても、自分が購入した不動産を借りてくれる人がいる限り家賃収入が入ります。
しかも、その不動産を買う資金は銀行が貸してくれるのです。
不動産を購入した後は、
家賃を入居者から集めて銀行へ返済する。
返済額と合計家賃の差額を頂きながら銀行へ返済する。
返済が完了すれば晴れて自分の不動産です。
不動産を購入する為に銀行でローンを組むんですが、そのローンを入居者の皆さんに払ってもらって払い終わったらその不動産は入居者の物ではなくその不動産を所有している人の物になります。
良い不動産を見つけて購入する事を繰り返す事が出来れば資産と収入が増え続けます。
管理や客付けといった作業も管理会社に手数料を払って任せる事も出来るので自分自身は何もせずに収入を得る事が出来ます。
貸し出す不動産はマンション、アパート、一戸建て、マンションの一室、店舗、テナントビルや駐車場など様々です。
建物の構造や新築なのか中古なのかなどそれぞれにメリットデメリットが存在します。
私は不動産投資に向いてる?向いてない?
不動産投資に向いている人と向いていない人がいます。
向いている人は、時間がないが副収入を得たい人や将来に不安があるので何か収入になる事や物を持ちたいと考える人。
地道にコツコツとやっていく事が出来る人。
自分なりの工夫や努力が出来る人が向いています。
将来に不安という部分では今後、年金がもらえなくなる確率が高い事は皆さんご存知だと思います。
もちろん年金は安泰だと政府や国はアピールするでしょうがもらえる金額や期間が今までも調整され続けています。
そんな中で体が元気な今のうちに何か対策はとれないものか?
貯金?株式?外貨預金?投資信託?
そういった未来のリスクを考えられる人に向いています。
不動産投資の労働時間はやり方次第で1週間に数時間だけなど極端に少なくする事が可能です。
ですので忙しいサラリーマンなどにはピッタリの投資法になります。
逆に向いていない方は継続して取り組めない方です。
不動産投資をするために購入する物件を探すのですが、なかなか見つける事が出来ないと思います。
良い物件は皆が欲しいので当然です、たとえ見つかったとしても購入までには至らなかったりという具合です。
活動を開始してから購入までに数年かかる事もめずらしくありません。
それが当然の世界なので途中であきらめてしまう方には向いていません。
しかし、継続して取り組めるかが問題なのでそれがクリアできれば誰にでもチャンスがあります。
不動産投資のメリットデメリット
不動産投資のメリットはズバリ銀行融資が付くという事です。
どんな商売でも始めるには資金が必要です。
個人が商売を始めるにあたっての資金調達はハードルが高く、自己資金を多額に用意したり商売での経験が求められたり大変です。
その点、不動産投資においては銀行が物件をどう評価するのかという部分があるので実績がない個人でも融資を得る事が可能です。
もちろん自己資金はあった方が有利ですが、フルローンやオーバーローンといった自己資金を一切利用しない銀行融資も存在しています。
自分のお金は使わずに銀行のお金と入居者のお金を使って収益を得られるというメリットがあります。
不動産投資でのデメリットは購入後に起こります。
不動産を所有していない時点ではデメリットはありません、当然と言えば当然ですがデメリットは物件の種類や購入方法、立地などが影響して問題が発生します。
共通して起こり得る問題としてはやはり入居率です。
いかに良い条件の物件であっても入居者がいて家賃を払ってもらえなければ成り立ちません。
その部分に対してどういった戦略や戦術があるかが重要になってきます。
まとめ
今回は不動産投資ってなんだ?という入口の部分を書いてみました。
不動産投資は決して一部のお金持ちや地主が行う投資ではなく広く一般人にもチャンスがある投資です。
しかし、昨今では資産を増やしましょうとか、赤字になるのを前提で不動産投資をうたってワンルームマンションを販売する業者もいます。
知らない業者から突然電話がかかってきて良い投資物件があるから買わないかなんて話にのらないでくださいね。
こんな簡単な話にかかってしまう方がほんとに多いんです。営業マンは売るのが仕事ですからね。
そんなにいい物件なら私が買うからあなたが保証人になってくれと営業マンに聞いてみてください。
なってくれませんから。
次回からは具体的に不動産投資をするにはどうしたら良いのか、私の場合の事例などを織り交ぜながら紹介していこうと思います。