寒くなってくると何か触るたびに「バチバチ」と静電気に悩まされていませんか?ひどい時には他人の手と少し触れあっただけでも「バチッ」とくるため、デート中だったとしたらムードも何もなくなってしまいそうですよね。衣類を脱ぐたびに静電気のせいで顔にまとわりつく髪やホコリ・・・。ストレス感じませんか?
冬になると発生する静電気。
夏には「バチバチ」しないのに、冬になると「バチバチ」する静電気。夏は静電気は発生しないのかと言えば、そうではありません。一年中発生しています。これまで静電気の発生理由については、なんとなく「乾燥しているからだろう」なんてぼんやりとは感じていましたが、確かに静電気には乾燥が関係しています。
水は通電しやすいというのはよく知られている事ですが、湿度が高い季節だと発生した電気を空気中の水分が速やかに大気中に分散させてくれます。体感する前に放電されてしまうわけです。
ところが乾燥の季節・冬には大気中に電気を逃がしてくれる役割を担っている水分がお留守なため、物質に電気が溜まっていきます。
「帯電」している状態になると、何に触れても「バチバチ」きますよね。電気にはプラスとマイナスがあるのは小学校の理科で習いましたが、このプラスとマイナスが接触する事によって「バチバチ」するんです。
静電気・身体に影響はない?
よく「静電気体質」といいますが、だからといって放っておくのはよろしくないです。そもそも静電気によって精神的・肉体的ストレスが生じているわけですから、それだけで十分健康的な状態とは言い切れません。
静電気は放電と同時に体内のビタミンCやカルシウム、ミネラルを奪います。一日中バチバチと放電していては当然健康に良くありません。美容にも悪影響が出ます。
身体に静電気が溜まると血糖値が上がったり貧血を引き起こしたりします。電気ばかりかストレスまで溜まりやすくなります。その他に体調・胃腸の不良、肩こり、疲れやすい、肌荒れ・・・。血液もドロドロになりやすく、免疫力も低下します。
そして静電気は身の周りのホコリを引き寄せます。ダニまで引き寄せてしまいます。
静電気・対策はできる?
私も年を重ねるごとに静電気の被害にあうことが多くなってきました。これ、やっぱり身体の水分が抜けていってるって事なんでしょうね。コンビニのタッチパネルも反応しなくて切ないばかりです。
冗談ではなくて身体が乾燥しているという事は帯電しやすいという事です。年齢のせいだから仕方ないではなく、水分の補給を心がけましょう。コーヒーやお茶などの利尿作用のあるものは水分補給には向きません。
静電気を感じる人もいれば全く感じない人もいます。感じない人は上手に自然放電できる身体が出来ているんです。つまり健康である。ということ。静電気体質の人は「不健康な人」という傾向があります。
この体質は食生活で改善できます。血液をサラサラにしてくれる食品を多く摂りましょう。肉類やジャンクフードはダメです。
体内のマイナスイオンが不足すると血液がドロドロになりやすくなります。その結果放電できない身体になってしまっています。マイナスイオン摂取に最適なのがミネラルウォーターです。一度沸騰させた水道水に備長炭を入れて一晩寝かせましょう。マイナスイオンたっぷりのお水が出来あがりますよ!
冬は手荒れを防ぐために手放せないのがハンドクリームですが、静電気防止にも効果的です!お部屋の加湿も大切です。
まとめ
なかなかすぐには「静電気体質」の改善は難しいですよね。
体質改善を進めつつ、金属に触れたりする前には土やコンクリート、木の壁に手を触れて電気を逃がしましょう。身近にある革製品を1秒ほど金属に接触させるのも効果的です。
静電気の電圧は3000ボルトはあるといいます。パソコンやスマホなどの電子機器にうっかり触れると壊してしまう事もあるので注意しましょう。