すっかり日本国民の病気として定着している花粉症。季節ごとに花粉を飛散させる植物があり、ひどい人は一年中花粉に悩まされています。
花粉の季節到来!
花粉症のアレルゲンとなる「花粉」の代表格といえば「スギ」でしょう。地域にもよりますが1月下旬から花粉の飛散が始まり、2月から3月にかけて特に多くなります。
今年も目を真っ赤にはらし、止まらない鼻水に涙目になるわけです。
スギ花粉が「花粉症」をもたらしたのは1970年代です。特に1979年には大飛散し、社会問題になるほど花粉症患者を激増させました。
スギの木が花粉を飛ばすようになるまでは30年という歳月が必要です。
スギ花粉が最初に大飛散した1979年より30年前、日本は戦後の復興期でした。この復興のために山の木々は切り倒され、禿げた山肌にはスギやヒノキが一斉に植林されました。
結果30年後にスギ花粉が大飛散し、それ以来現在まで毎年大量に花粉を飛ばし続けています。
今や国民の17%ほどが花粉症に冒されていると言われます。
おススメ対策グッズは?
すっかり国民病となった花粉症に対抗すべく、花粉症対策グッズも多く発売され、ドラッグストアでは専用コーナーも設置されています。
毎年花粉の時期にはアレコレと悩みつつ購入してしまいますが、やはり一番は「マスク」ですよね。
花粉症専用のマスクが種類も豊富に用意されるようになり、迷いつつもなんとなくウキウキしながら選んでいます。
マスク1枚で花粉症の辛さが和らぐわけですから、ウキウキもします。
色々使ってみましたが、ユニ・チャームの超立体マスクがイチ押しです。とかく耳が痛くなりやすいのですが、耳掛けの部分が柔らかくて長時間の装着でも気になりません。
マスクと口の間にゆとりがあるので息苦しさがありません。そして花粉もしっかり遮断してくれました。
でも今年はちょっと気になっている「フリスクマスク」を使ってみようかと思っています。フリスクのペパーミントの香りなんて言われちゃうと、鼻がスースーしそうで期待してしまいます。
ここ最近では、花粉対策用のゴーグルが種類も豊富になってきました。普通のメガネでも目に入る花粉を3分の1まで減らせますが、花粉症用のメガネ・ゴーグルなら4分の1まで減らせます。
ゴーグルをつけて外出する事に抵抗を覚える人も少なくはありませんが、今はデザインもオシャレなものが増えました。
イオンの力で花粉を防ぐというスプレーも優れものです。顔や髪にスプレーするだけで花粉を寄せ付けない!イオンとチタンのパワーで花粉をブロックします。
イオンスプレーより多少値段は張りますが、「ポレノン」はムズムズするところに吹き付けておくだけ。飛んできた花粉をポレノンが集めて固めてしまいます。
これらの花粉対策用スプレーは色んなメーカーから発売されてます。
これ1本でマスクなしでもいられると言いますが、ちょっと不安・・・。効果には個人差があるものなので、マスク・メガネ・スプレーの3段構えなら安心ですね。
花粉症にはこれ!
花粉症グッズのほかに花粉症用の市販薬も種類が豊富ですが、眠くなるなどの副作用があると仕事中には飲めませんよね。
そこで近年注目を浴びているのが、「お茶」です。
緑茶に含まれる「カテキン」には殺菌・抗菌・抗酸化・抗アレルギー作用があります。
カテキン以外にも、血流改善・免疫強化に効果のある「サポニン」、リラックス・安眠・集中力向上に効果のある「テアニン」など身体に良い成分が豊富です。
毎日のコーヒーの代わりに緑茶を飲む習慣をもつ事で体質改善につながり、アレルギーも軽減されるかもしれません。
アレルギー反応を抑制するお茶も開発されていて、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみなど花粉症の症状が緩和された事例も報告されています。
お風呂も花粉症の症状をやわらげてくれます。
外出時には飛散した花粉が髪や肌に付着します。そのため帰宅したらすぐにお風呂で洗い流すのが理想です。玄関を入る前に衣類の花粉を落とすのを忘れずに!
お風呂にお湯を張る時にシャワーを使えば、蒸気が浴室中に広がって飛散している花粉を地面に落としてくれます。できればお湯をためている間は浴室のドアを開けておき、湿気を家の中に行きわたらせましょう。
あまりやりすぎるとカビの元になるのでほどほどに!
お風呂に入って温かい蒸気を吸い込み、40℃くらいの温めのお湯にゆったり入りましょう。血行が良くなることで鼻詰まりが解消されます。
顔に湯気があたる事で目のかゆみや顔の症状も緩和されますよ。
まとめ
毎年つらい思いをする花粉症ですが、頼もしい最新グッズが毎年出てきます。自分に合った対策を見つけて、花粉の時期を乗り越えましょう。