○○女、○○ガールと多種多様にグループ分けされている昨今ですが、皆さんは何ガールで何女でしょうか?TPOによって使い分けができる便利な分類方ですが、秋の紅葉シーズンはやっぱり山ガールでしょう!・・・森ガールや温泉ガールでもいいかも・・・!
紅葉シーズン到来!どこ行こう?
暑い夏を耐え、涼しい風が吹いてくると「紅葉でも見に行って温泉でも入ってのんびりしたい」という気持ちに毎年なります。
あれもしたい、これもしたいと欲張ると結局何もかも中途半端に終わってしまうので、今年の秋は流行り?の山ガールで紅葉を満喫したいと思います。
最近は頂上を目指さずに山に入る「トレッキング」が流行りです。頂上を目指す登山は自分との闘いをしなければならないので、もう少し気楽にトレッキングで山と紅葉を楽しみましょう。
紅葉の色づき始めと見頃の時期は山によって差が出たりします。日帰りするのか泊りで行くのかで目的の山も違ってくるでしょうから、「紅葉の見頃」は事前にリサーチした方が良いでしょう。
苦しい登山を避けたい人でも標高の高い山への紅葉狩りは可能です。頂上近くまでバスが運行していたり、ケーブルカー、ロープウェイで雲上の世界へとたどり着くことが出来ます。
初心者向けのハイキングコースが整備されている山もあるので、チェックしてみましょう。
山ガールファッションは?コーディネイトは?
山ガールたちを見ていると、紅葉に負けないくらいカラフルで山歩き装備なのに可愛らしくまとめていたりします。若さもあるんだろうなと遠い目で見てしまいますが、彼女たちは重要なポイントをしっかり押さえています。
「最低一つは派手な色を取り入れておく事」
もし万が一、山で遭難してしまったりといった不測の事態に陥ったら・・・。捜索の目に止まりやすいという利点があります。ウェアが地味にまとまってしまったのであればリュックや帽子にカラフルな色を取り入れてみましょう。
また、場所によっては猟友会の皆さんが出入りする山があります。11月15日~2月15日は鳥獣が美味しい季節とされています。もしこの期間に入山する事があったら、遠目にも人だと判別しやすいカラーで入りましょう。
入る山の標高、天気など考慮して重ね着しましょう。今流行りの軽量ダウンがあれば少し冷え込みを感じても安心ですね。インナーは吸汗速乾性のあるものを選びましょう。秋で標高も高いとはいえ、山を歩いていればやはり汗ばんでしまいます。厚手のレギンスにショートパンツ、レッグウォーマーの可愛らしい山ガールをよく見かけますが、整備されたハイキングコースならアリだと思います。標高2000メートルを超える高山地帯へ行く場合は気温も低いため、登山用のロングパンツをオススメします。
山の天気は変わりやすいもの。防水性のレインジャケットをお忘れなく!
気軽に山を楽しむとはいえ、気楽すぎてもダメです。初心者は安全第一を考えて登山専門店などで一通り揃えた方が良いでしょう。
山ガール一番の問題点は?
やはり女性の一番の悩みといったら、山のトイレ事情です。コースを選択する時点で「トイレの無い場所へは行かない」というのが一番良いでしょうが、山にハマりだすとそうそう設備の整っていない場所へも足を運びたくなります。そういうものです。
たまにトイレの心配をしすぎて「食べない、飲まない」という人がいますが、山での水分補給って大事です。利尿作用のある飲食物を避けるようにしましょう。
登山口で一度済ませておけば、発汗するせいか割りと長く持ちこたえられます。しかし、急にお腹だけが不調になる時ってありますよね!?トイレまで間に合わない・・・!という事態もありえます。
昔は男性は「キジ撃ち」女性は「お花つみ」などと言って野で済ませたものですが、誰もが気軽に山を楽しむようになった現在は「登山道を外れている所」「藪の中」とはいえ時代にそぐわない行為と言えそうです。しかし生理現象だから仕方ない事です。後始末をしっかりできるように準備をしていきましょう!イマドキの登山愛好家の皆さんは「携帯トイレ」を持参されている方が多いようです。「ポンチョ」と「携帯トイレ」があれば目隠しと後始末になんの問題もありません。レジャーシートでも目隠しの代用ができます。最後は携帯トイレも紙も生理用品も確実に「お持ち帰り」しましょう!
携帯トイレは安全の面からもオススメです。というのも、山にはムカデなどの毒虫がいてしゃがんで用を足している際に刺されたという事例もあります。
もしも尿意をもよおした場合、早めに決断しましょう。ギリギリまで我慢してしまうと焦って場所を探すことになります。その結果むやみに藪に入り込んで急斜面を滑落しかけた事が・・・。早めに良い場所を探して足元に毒虫などがいないか、周りから見えないか、精査したうえでゆっくり用を足しましょう。
まとめ
山を楽しむにあたり、マナーを守ることが大切です。登山道やトレッキングコースをむやみに外れない事。山の植物は持ち帰らない事。動物にエサを与えない事。自分のゴミは持ち帰る事。スマホで音楽を聴きながら歩く人がいますが、言語道断です。自分の世界に入っていたいなら家にいて下さい。山では何が起こっても自己責任です。不測の事態が起きても即座に対応できるよう周りをよく見て周囲の音を聞いて行動し、秋の山を楽しみましょう。