生活のお役立ち情報

生活に役立つ情報や季節のイベント お祭り情報や観光情報をご案内

金融機関

不動産購入にはサラリーマンと個人事業主の属性差と法人個人に差

投稿日:2017年5月22日 更新日:

不動産購入を進めるのにあたってサラリーマン属性が良いのか個人事業主が良いのか法人と個人ではどういった差があるのかを見ていきましょう。
法人で行うメリットデメリットと個人との差も考えて行動しましょう。

スポンサーリンク

サラリーマンと個人事業主

不動産投資を行う上での属性という部分は非常に重要になります。
なぜかというと銀行が融資をするときに万が一融資した金額が返済されない場合の担保を確保したいからです。

もちろん、融資の際には対象物件に抵当権を設定するので万が一の場合はその物件を売却して返済が無い部分を補てんします。
それに加えて銀行としては更に担保価値がある物を加えてより安全にしたいという思惑があります。
その際に、一流企業のサラリーマンであったり公務員であったりするとそれだけで与信能力が変わってくるので銀行は貸しやすくなります。

一方個人事業主は売り上げも未確実な部分があり定期収入とは遠い働き方になります。
そういった事業を個人でしている場合は個人の所得というよりも商売や事業の内容によって左右されます。

個人と法人は別人格ですが同一とみなす場合とそうでない場合があります。
これも金融機関によって違いますので実際に融資審査に出さないと分かりません。
しかし銀行はいくら個人事業主が儲かっていても年収がすくないサラリーマンに貸したいのです。

サラリーマンの方が後々にわたって確実に回収が期待出来るからです。
早くサラリーマンを辞めて個人事業主として独立したいと考えている方もまずはサラリーマンでの与信枠を使い切った方がお得かもしれません。

金融機関機関から見た属性の差

金融機関機関から見た各属性の差と同じくらいキャッシュをいくら持っているかという事も重要な項目になります。
属性としては良くないくても例えば現金を定期預金でずっと積み立てていてその金額が不動産投資物件の頭金にあたる位あればそれは現在の職業による属性をカバーする事になり金融機関からはプラスに判定されます。

属性的には一部上場企業のサラリーマンか公務員でも省庁関連の国家公務員が最も高く次いで士業や医者などが挙げられますが肩書プラス年収が評価になりますので、たとえ士業であったとしても収入が安定いしていなければ何の評価にもならず逆にマイナスになります。
そういった意味でもサラリーマンは融資出来る職種としては有利です。

スポンサーリンク

法人と個人

次に法人と個人での差はどうかという事ですが、よっぽど利益が出ている法人のオーナー出ない限り最初から法人融資はハードルが高いです。
本業がある法人なのか不動産投資用の法人なのかで変わってきますが、新規の法人で法人の信用のみで融資を得る事は難しいでしょう。
一人社長の法人であれば個人と法人を同一に見てもらう事も可能ですが節税等の関係で最初から法人でというのは難しです。

個人で購入して運営していく中で後々個人から法人に名義を変更して実績を積み、法人でも融資を得ていくという方法が考えられますがそれはこれからの戦略になりますので現段階ではあまり意識しなくても良いでしょう。

まとめ

いつの時代もどんな商売でも一番強いのは現金です。
これは不動産投資を始める上でも重要な事で、コツコツと貯蓄してある預金は銀行評価も高くなります。
大きなお金を突然融資を受けたい銀行に預けても出所を明確にできないと逆に怪しまれます。
『タンス預金です』は通用しないですし、それこそ怪しまれます。
定期預金の良い所はお金の出所も大半はお給料でしょうし、コツコツ堅実に貯蓄できるという人柄を評価されます。
それ以前に出所がはっきりしている現金を多く持っている方が強いですがそんな事とは一般人ではなかなか考えられません。
地道に貯蓄が一番評価されます。

他にも法人で大きく利益が出たから不動産投資へというパターンもありますがそもそもそんな優良法人を所有しているお金持ちの戦略は何の役にも立ちません。
法人の余剰利益で不動産投資なんていう需要もあるという知識に留めておきましょう。

スポンサーリンク

-金融機関
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

不動産購入の為の融資と金融機関その後の付き合い売買手数料とは?

不動産を購入するにあたっては銀行から購入資金を融資してもらって購入する方法が一般的です。 よほどの現金が余ってない限りローンを組んで返済しながら不動産を運営していきます。 よって金融機関とは長い付き合 …

金融機関の特長と種類日本政策金融公庫融資資料

不動産融資で利用する金融機関は沢山あります。 各金融機関での種類と特長や政府系の金融機関である日本政策金融公庫について説明していきます。 また、金融機関に融資を相談するために必要になる資料も解説致しま …

銀行融資と全体像、プロパーと保証協会付き融資

不動産投資をするにあたって銀行融資は非常に重要な要素となります。 潤沢なキャッシュフロー、多額の現金を持っていたとしても銀行融資を利用して不動産投資を始める事で手持ち資金以上の物件購入も可能になります …

不動産投資ローンを組む為の審査と年収の関係は?利率はどうなるか

不動産投資を行うにあたって金融機関でローンを組むことになる場合が多いですがその際の審査は年収によって変わってくることが多いです。 更に利率はどうなるのかを考えていきましょう。 スポンサーリンク 関連

不動産投資物件購入時の銀行判断基準は積算が重要、建物か土地で引く

全国的に多くの銀行は不動産に対する評価として積算を重視しています。 収益還元法で評価する銀行の方が非常に少なく、積算で融資が厳しい場合に収益還元法を用いて融資が出ないかチャレンジしてみるという程度の扱 …