卒業式に着る子供の衣装を「卒服」って呼ぶんですね。可愛い我が子の卒服は決まりましたか?子供の卒服も大事ですが、式に出席するお母さんの卒服も大事ですよ!
卒業式の装いはブラックフォーマルで!
ダークな装いであればブラックフォーマルでなくとも良いのですが、ブラックフォーマルが一番好ましいとされています。
卒業式の主役は子供たちです。その子供たちを引き立たせる意味でもブラックフォーマルは最適です。そもそも子供たちよりも目立つ服装をするべきではないというのが常識です。
冠婚葬祭に着用する装いを「礼服」と言います。この礼服の中でも黒のものを総称して「ブラックフォーマル」と呼ばれています。
男性の場合、ブラックフォーマルと喪服に違いはありません。「礼服」と考えられていて、ネクタイを白か黒に変えるだけで冠婚葬祭で着まわす事が出来ます。
女性用のブラックフォーマルには慶事用と弔事用があります。慶弔で着回しのきくタイプもあります。それぞれ織り、デザイン、光沢、色に違いがあるので見る人が見ればわかります。
喪服としてのブラックフォーマルは「漆黒」です。深い黒です。そして光沢はありません。
「ブラックフォーマル=喪服」と捉えられがちですが、慶事用のブラックフォーマルは生地に光沢があり、黒も深い黒ではありません。
慶弔用の着まわしのきくタイプは「お葬式にも晴れの日にも」着られる便利なものですが、お葬式と晴れの日に同じスーツを着ていくのは抵抗がある人も。
私は1着あれば十分と着回しの出来るタイプを購入しました。広いクローゼットでもあればもう1着くらい欲しいですけどね。
明らかに光沢のない漆黒の喪服は卒業式には避けましょう。皆さん何も言わないだけで「あれって喪服・・・」って気付いてたりするんですよね。
卒業式のブラックフォーマル・小物使いは?
ブラックフォーマルをただ着用しただけではお通夜状態です。
小物を使って華やかさをプラスしましょう。しかしキラキラさせすぎてはいけません。アクセサリーやバッグ、靴などキラキラした素材のものは避けましょう。
アクセサリーは上品で正装感のあるパールのネックレスが好まれます。
バッグはキラキラしない無地のものを選びましょう。ブランドロゴが大きく入るような派手なバッグは悪目立ちしてしまいます。
ハイヒールのヒールは高すぎてはいけません。3センチから5センチ程度にしましょう。
胸元にコサージュをつけるだけでも、雰囲気が変わります。スーツがダークなので、明るい色のコサージュが良いでしょう。濃い色を選ぶと重たい感じになってしまいます。
明るい淡い色のコサージュを選びましょう。
・白・白に近いシルバー・ベージュ・薄いピンク・サーモンピンク・ラベンダー色・薄いブルー
バラの花のような立体感のあるボリューミーなコサージュが人気です。
コサージュは左側の襟につけましょう。襟のないデザインの場合、左側の鎖骨のあたりです。
持ち物は?
卒業式は体育館で行われるものですが、空調設備が整っていなかったりすると空気は乾燥し、とても寒い空間です。厚めのストールを一枚持参すればひざ掛けとしても使えて便利です。
スリッパを持参していきますが、ビニール袋に入れていくとガサガサガサガサ音がしますよね。できれば布の袋に入れていきましょう。
持参したスリッパにはこっそりと貼るホッカイロを貼り付けておきましょう。式が始まる時間よりも早めに体育館で待機しなければなりません。足元の寒さは尋常じゃないですよ!
忘れてはならないのがハンカチです。
我が子の門出には色んなことが思い出されてウルっときちゃいますよね。携帯用のウエットティッシュがあると涙で化粧の崩れた目元を拭うのに便利です。
風邪気味で咳が出るようであればマスクはしていきましょう。最低限のエチケットです。乾燥した空気で咳は出やすくなり、ウイルスは飛散しやすくなります。卒業式で風邪をうつされるのは嫌です。
咳を緩和するために、のど飴を持っていきましょう。
まとめ
派手すぎないシックな装いは華やかさが無くとも、いつもより上品に見せてくれます。主役の子供たちを引き立てながら、素敵なお母さんも演出しましょう。
お化粧はナチュラルに!ゴージャスなネイルアートもこの日ばかりは控えめにしておきましょう。