小学校の6年間を無事に終え、卒業したお祝いに何か贈ろうかと考えますよね。でもすぐに進学先の入学式が控えているし、入学祝いも必要・・・どちらか一方にしてもいいのかな?とちょっと悩みませんか?
小学校の卒業祝い?中学の進学祝い?
6年間という長い間、小学校でがんばって晴れて卒業したお祝いに贈るものが「卒業祝い」。
新しいスタートを祝って贈るのが「入学祝い」。
卒業祝いから1ヵ月もしたら、今度は入学祝いとなれば、贈る方も贈られる方も負担になりがちですね。
どちらかを選ぶ場合は「入学祝い」を優先しましょう。
小学校、中学校の義務教育期間中や、エスカレーター式で進学するような場合は、入学祝いを優先し、卒業祝いは贈らないのが一般的です。
卒業も入学も身内でのお祝いになるので、各ご家庭の習慣にならえば良いでしょう。もちろん両方贈り物をするのも有りです。
身内ですからお互いに申し合わせてどちらかか、両方か決めておいた方が良いでしょうね。
我が子が先に卒業・入学祝を贈られていたのなら、相手に対しても両方お祝いを贈りましょう。
贈る時期は?
卒業祝いを贈る場合、お祝い事なので早めにお祝いの言葉を添えて贈りましょう。お祝い事は早ければ早いほど良いとされています。
入学式もすぐあとに控えている事ですし、卒業式を終えたらすぐにお祝いしてあげましょう。遅くも入学式の2~3週間前までに贈る事がマナーとされています。
のしの表書きは
「御祝」・「祝御卒業」・「卒業御祝」などです。
卒業祝いも入学祝も、相場は贈る相手の年齢と続柄によって変わります。血縁の濃さと贈る相手が大きくなればなるほど相場は上がるようです。
一般的には3000円~10000円程度。祖父母からの贈り物が一番高額になり、だいたい1万円ですが、そこも各ご家庭のおじいちゃん・おばあちゃん次第であるようです。
孫は可愛いですから、つい財布のひもがゆるんでしまうようですね!
入学祝いも早めに贈りたいところです。入学式前には準備が色々と大変ですよね。その準備の手助けになれるようなものを贈るなら、遅くも入学式の1週間前には贈りましょう。
のしの表書きは
「御祝」・「御入学御祝」・「御進学御祝」などです。
贈り物・おすすめは?
男女ともに喜ばれるのはやはり「現金」です。入学の準備で何かと物入りな時期です。小学校から使い込んでいるペンケースや文房具類など一新したい気持ちもあるでしょう。
中学生ともなれば好みがハッキリしているので、贈り物で現物を頂くよりも自分好みのものを揃えたいでしょう。
現金で渡す方がこちらもアレコレ悩まなくて楽ですけどね。
お祝い事ですから新札を用意してのし袋に入れてあげましょう。
現金でなくとも、商品券や図書券も喜ばれます。最近ではカタログギフトも定番ですよね。
カタログギフトは相手やシーンに合わせて様々なカタログが用意されていて優れものです。
イマドキの中学生は電子辞書を使います。中学校で学習する範囲が納められたものがありますので、贈り物には最適ですね。高校受験にも役立つアイテムなので長く使ってもらえます。
小学校ではシャープペンシルは禁止です。しかし中学生になるとシャープペンが使用可能になるので、名前入りの特別なシャープペンを贈るのも良いかもしれません。
お祝いに頂いたものは「特別感」がありますから、大事に使おうという気持ちになりますしね。
自分のお財布で買い物をすることが多くなります。ちょっといいお財布をプレゼントするのも良いでしょう。
中学生になると部活動でスポーツを始める子も増えます。タオルやボストンバッグなどのスポーツ用品も喜ばれます。
まとめ
うっかりお祝いを渡し忘れてしまったり、なかなか行き会えずに遅くなってしまっても大丈夫です。「お祝いが遅くなり申し訳ございません」と一言添えて、お祝いしてあげましょう。