最近では小学校の卒業式に袴姿で出席する子供が多いんですね!私の小学校でのの卒業式は中学校の制服で揃えていた気がします。地域によるみたいですけど。子供たちにとって初めての卒業式。小学校生活最後の締めくくりの日をきちんと迎えられるよう、準備をしてあげたいですね。
おめでとう!小学校卒業!
別れの季節となりましたね。
我が家の娘も無事に小学校6年間を終え、中学へと進学します。
小学校の顔ぶれとほぼ変わらないためそこまで感慨深いものは無いようですが、お世話になった先生方に今までとは違う大人びた自分を見てもらいたい気持ちはあるようです。
義務教育の期間の中で一番長い時を過ごす「小学校」。長いようで短かい6年間を終え、学び舎を後にする我が子にきちんとした服装で卒業式を迎えてほしいと思いますよね。
とはいえ、あまり華美な服装で周りから浮いてしまっても子供がかわいそうです。
一度きりではもったいないので、着回しも考えて選んであげたいですね。小学校を卒業する頃ともなると、個人差はありますがほぼ大人サイズに近いものを着用している頃です。すでに大人顔負けの体格を誇る子もいます。
できるだけ長く着られるものを、本人の好みも確認しながら選んであげましょう。
小学校の卒業式・子供は何を着る?
男の子ならブレザー+スラックスで大人っぽくというスタイルが定番でしょう。
エンブレムなど取り外しの出来るタイプのブレザーなら着回しも出来ます。合わせるスラックスもウエストや裾の調節ができるものを選んでおけば、成長期に対応しやすいでしょう。
女子は悩みますよね!
もう自分の好みがハッキリ出来ているうえに、バリエーションも豊富なものだから親子で目移りします。
定番はジャケット+スカートでしょう。
AKBのようなデザインがあふれかえっていた時期もありましたが、あれはあれで可愛かったと思います。ただ着回しが難しそうでしたね。
チェックのスカートも可愛いですが、上下をブラックやネイビーなど一色でまとめると「きちんと感」が出ます。卒業式を「きちん」と終えたら、スカートだけを変えて別の印象を持たせてすぐ後に控える入学式に使えます。ネクタイとリボンタイを使い分けるのも良いですね。
オーソドックスにワンピースも可愛らしくて人気です。ただ、印象が変わりづらいアイテムなので卒業式を終えてすぐの入学式に着回すという点では少々難しいようです。
都会では特に和装での卒業式出席という子も多いようで、クラスの半数以上の女子が和装で着ていないのは2~3人だけだったなんて話も…。
漠然と「恐ろしいな」と感じたわけですが、これも時代の流れなのでしょう。
袴で卒業式も良いですが、和装の場合は何回も着まわすわけにいきません。袴を着るシーンは「卒業式」か「成人式」くらいになるので、数回の着用で手直しも必要になる事を考えたらレンタルにした方が良いかもしれませんね。
着崩れやトイレなど、子供自身で対応できない事態が生じる可能性があれば洋装にしておいた方が良いでしょう。先生方はお世話係ではありませんし、子供もせっかくの晴れ着で切ない思いをしては可哀そうです。
早朝からヘアメイクも予約して頑張るご家庭もあるようですが、卒業式がショーにならない程度にしておいた方が良いでしょう。
母の礼服は?
「卒業式」はお祝いであり、お別れの儀式でもあります。子供は若干明るい装いであっても親はブラックフォーマルなど、ダーク色(黒・紺・グレー)が基本です。
ワンピースでも良いですが、ジャケットは必須です。ワンピースにショールというスタイルは好ましくありません。
ジャケットを着用するスーツで卒業式に臨みましょう。パンツスーツでも大丈夫です。
ブラックフォーマルと聞くと「喪服」を連想してしまいますが、冠婚葬祭に着用する礼服です。礼服の中に喪服というくくりがあるわけですが、お手持ちのブラックフォーマルの生地を確認してみてください。
深くて濃い黒色で生地に光沢がなく、マットな感じであれば弔辞用の「喪服」です。ボタンはくるみボタンです。このタイプの礼服は弔辞用でしか着用できません。
生地に光沢がありボタンの付け替えができる礼服であれば、冠婚葬祭、どのシーンでも着用できる礼服です。
ブラックフォーマルを着用する場合は「喪服」っぽさを消すために襟にフリルをあしらったブラウスやコサージュで華やかさを出しましょう。
ネックレスは真珠で正装感を出しましょう。1連でも良いですし、コサージュをつけない場合は2連でも良いでしょう。イヤリングとセットで使用することで、より慶事らしくなります。
バッグはシンプルに!パンプスもシンプルなデザインが上品に見えます。色は黒がおススメ。ヒールは高くても5センチ程度にしましょう。
ストッキングは肌色で!黒ではお葬式になってしまいます。タイツもNGです。まだまだ寒い時期ですからタイツをはきたい気持ちはわかりますが、足元が重たく見えてしまいます。
スカートの丈は膝が隠れるくらいの丈にしましょう。短すぎても長すぎてもNGです。
まとめ
卒業式の主役はあくまで子供たちです。その中で母が悪目立ちしないよう、オーソドックスに、シンプルな装いで参加しましょう。
心に残る感動的な卒業式になれば良いですね。