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寒さ対策

つらい冷え症!足が冷えて眠れない!靴下は履いて寝てもいい?

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冬の寒さが厳しくなるとともに、身体の冷えに悩まされる人が増えてきます。「自分は冷え症だ」という人はだいたい冬だけでなく夏も体が冷えるという悩みを持っていますが、冬は特に一度冷えてしまうとなかなか温まりません。

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つらい冷え症!なぜ冷える?

そもそも「冷え症」の原因はなんなのか。という所から解明して対策をしましょう。

1.体内で熱を作ることができない。
筋肉が少ない人にありがちな原因です。男性よりも圧倒的に女性に冷え症が多いのは、この筋肉の差です。女性や運動不足に陥っている人は身体の熱を作り出す筋肉が少ないため、総じて冷え症になりがちです。
筋肉の運動によって体内に熱が発生し、血流も良くなり身体が温まります。血流を滞らせてしまうと貧血などの症状を引き起こす恐れもあります。締め付けの強い下着や服装も良くありません。
喫煙も血管を縮めてしまい血流を悪化させ、基礎代謝も低下します。

2.自律神経・女性ホルモンの乱れ。
エアコンなどで室内外の温度差が激しい現代は特に、自律神経が乱れやすいと言えます。自律神経とは体温を調節する機能です。温度差だけでなく、日ごろのストレスや不規則な生活なども自律神経の機能をさまたげます。
女性には更年期というものがありますが、ストレス以外でもこの更年期によって女性ホルモンが乱れ、血流の悪化を引き起こし冷え症に拍車がかかります。

3.皮下脂肪が多い。
よく「脂肪が多いと寒くない」というような事を言う人がいますが、実はこれ間違いです。特に女性の身体は思春期の頃から皮下脂肪を蓄えるようになります。妊娠や出産に備えているわけです。妊娠の際には多量のエネルギーを必要とするため、皮下脂肪をそのエネルギーとしてため込むと共に外部からの衝撃や熱さ、寒さからも守っています。だから子宮を中心に脂肪がつくんですね。
この皮下脂肪は熱を通しにくく、冷めやすく、一度冷めると温まりにくい性質があります。皮膚の下に冷えた脂をまとうことになります。

人の身体というものは、4割は筋肉運動による発熱で体温を維持しています。筋肉が少なくて皮下脂肪が多い。という人は冷え症になりやすいんですね。

足が冷えて眠れない!なぜ?

就寝時に「足が冷えて眠れない」という経験はありませんか?私もこの足の冷えによる不眠には随分悩まされました。ストレス満載の生活で不眠がちであった事もあり、飲酒して無理やり眠りにつくという荒っぽい生活をしていました。毎日だるさが抜けず、惰性で生きてるなぁなんて鬱々としていたものです。
電気毛布を長年愛用していますが、足が冷え切ってしまうとこの電気毛布を最高温度にしてもなかなか温まらずに困りました。

人の身体の中心には重要な役目を果たす臓器が集中しています。この中心部を37℃くらいの一定の温度に保っています。寒くなると中心部の温度を保とうと体中から血が集められるわけですが、末端の手足には血流が行き届かなくなります。その結果「手足が冷たい」という症状が出るんです。

「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」という言葉を知っていますか?就寝時には頭を冷やして下半身を温めると良く眠れて健康に良いと言われています。頭を冷やすといっても冷却シートを使うとかそういう意味ではありません。布団の外に頭は出ていて足は中にある。そういう事です。
お風呂での半身浴もこの「頭寒足熱」です。下半身を温めると温まった熱が上半身で冷やされて下半身へ戻り、また温まり上半身へ。血流が良くなりますね。不眠解消に効き、身体の冷えが改善されます。

足の冷え・靴下は履いて寝てもいい?他に対策は?

靴下をはいて寝るという人もいますね。締め付けのある靴下では血流の妨げになり、あまりよくありません。履くならゆるめの靴下が良いですが、素材に気を付けないと逆効果です。
眠っている間、足も汗をかきます。綿素材の靴下は汗を吸い取りますが放出はしません。そのため汗が冷えて、また足が冷たくなるという悪循環になります。
履いて寝るなら「シルク」の靴下がオススメ!シルクは汗を吸い取る事にも優れていますが、吸い取った汗を放出してくれます。通気性がいいんです。足の冷え対策用にシルクの靴下は品ぞろえが豊富ですよ!

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私もそうですが、靴下を履いたままベッドに入るのは抵抗がある人もいます。その場合、ベッドに入る間際まで靴下で足を温めておきましょう。

眠る前に身体を温めておくために、身体を中から温める飲み物を飲むのもおススメです。紅茶やほうじ茶など茶色い茶葉のお茶は身体を温めてくれます。ハーブティーもいいですね。我が家では生姜湯か、熱いはちみつレモンです。
晩酌が良いというなら、日本酒か赤ワインが良いでしょう。ビールや白ワイン、焼酎は身体を冷やします。

入浴はできる限り寝る直前にしましょう。ぬるめのお湯に20分以上つかれば血行が良くなり、しばらく身体はぽっかぽかです。入浴後に冷えてしまったら足湯を20分!また身体がぽかぽかします。
足湯
電気毛布や湯たんぽも活躍しますが、冷え切った足をポカポカにするには時間がかかります。ベッドに入る前から身体を温めておきましょう。

まとめ

身体の冷えは万病のもとなんて言われたりしますが、あながち嘘ではありません。今悩まされている「肩こり」や「頭痛」、「生理痛」、「腰痛」「不眠症」などなど、もしかしたら「冷え」が原因かもしれませんよ!?冷え症は不妊の原因の一つとも言われています。
健康な眠りは健康な心と身体づくりをサポートする大事な要素です。冷えを改善して、良質な睡眠をとりましょう。

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