毎年冬が近づいてくると、その寒さを想像しながら防寒対策を考えますよね。寒いからと暖房器具をフル稼働では電気代もばかになりません。乾燥も促進されてお肌にも優しくありません。上手に節約しながら寒さ対策を考えましょう。
冬が来る前に!準備はOK?
まず冬を迎える前に前年までの反省点を洗い出しましょう。昨年は灯油代がかかりすぎたとか、ガス代がかかりすぎたとか電気代が・・・以下同文。なるべくお金をかけずに寒さをしのぎたいというのは毎年必ず思う事ですね。いろいろ調べてやってみたけどイマイチだったから今年はこうしてみようかなんて部分もあるでしょう。
部屋がなぜ寒いのかという視点から洗い出してみることも大切です。基本的には「寒さ」は窓と床からやってきます。イマドキのお宅は二重窓が当たり前になっています。防音効果もあっていいですよね。窓から侵入する冷気ももちろんシャットアウトしてくれます!
しかし我が家のように築50年近いような借家などは、一枚窓のうえ何もかもが薄い!冬は家の中で氷を見るほど寒い!入居一年目の冬に灯油ストーブとエアコン、ガス湯沸かし器、布団乾燥機等フル稼働させて冬を越してみたら泣きたくなるほど光熱費が高くつきました。
なるべくお金をかけずに快適に、冬を乗り越る準備を始めましょう!
節約しながらお財布にも優しい寒さ対策!
窓から入り込む冷気は容赦なく部屋の温度を下げていきます。まず隙間テープで冷気の侵入を防ぎましょう。スポンジのような素材なので保温性もあり、形状もサッシ窓や壁に合わせて柔軟に変えられるので手軽な防寒グッズとして使い勝手がとても良いです。冷気の侵入を防ぐとともに暖気の流出も防ぎます。
窓ガラスにプチプチを貼るのも効果的です。プチプチ=エアーパッキンですが、これを窓ガラスに隙間なく貼り付ける事で冷気を遮断できます。一昨年この手法を使いましたが、全ての窓に貼るほど用意できなかったため寝室だけ貼りました。寒くて眠れないなんて事もなく長くて厚地のカーテンと併用して他の部屋よりは快適にすごせました。
めんどくさがってパッキンを貼りつけたまま夏まで越してしまうと、窓に熱で張り付いてとんでもなく面倒なことになるので冬を越したらすぐに取り外して春を迎えましょう。
カーテンのお値段もピンキリですが、防寒対策のためという目的だけならオシャレである必要はありません。なるべく安く分厚く床までつくほど長いカーテンを準備しましょう。冷気は下から這いよってきます。カーテンが床についていないと下からの冷気は遮断できません。
床がフローリングであるなら、保温性のアルミシートを敷いた上にカーペットを敷きましょう。足元からの冷え具合が格段に変わります。
もしくはパズルのように好きにつなげるジョイントマットも効果的です。コルク地やパイル地のものが売られていますが、子供部屋でもキッチンでも好きな場所で好きな範囲だけ敷いて使えて床も冷たくなくて最高です。何かをこぼしてもすぐに拭き取れるうえ、安価なので汚れたら気軽に買い替えが出来ます。我が家は汚れたマットは捨てずにお庭にビニールプールを出すときの地面との緩衝材として再利用しています。
体に優しい寒さ対策!
冬は中も外も乾燥が厳しい季節です。乾燥する事によってお肌が荒れたり、風邪をひきやすくなったりします。乾燥対策としてお家の中で加湿器を使うと思いますが、実は部屋の湿度をあげる事によって体感温度もあげられるんです。水分は保湿効果があることはよく知られています。加湿されたお部屋の中では空気中の水分が暖房の熱を蓄えてくれるため、暖房温度を低めにしていても体感温度は上がります。
暖房器具にだけ頼るのではなく厚着する事も大切です。肌着などは肌にピッタリとフィットするヒートテックがオススメ!最近の100円ショップでは、もこもこフワフワのルームシューズやレッグウォーマー、靴下など、可愛らしいデザインで取りそろえてくれているので活用しましょう!
体温は首と手足の先から逃げるそうです。部屋の中でもマフラーを活用しても良いですね!
体の中からも温めるためにショウガを使ったホットドリンクもおすすめです。
まとめ
電気、ガス、灯油に頼らずとも寒さをしのぐ術は意外とあるものです。お部屋もお財布もあったかい冬を過ごせるように節約しながらできる防寒対策を練りましょう。