冷え症さんにとってはつらい季節になってきましたね。女性の8割は冷え症で悩んでいるって知ってましたか?ところが冷え症って実は女性だけではないんです。男性にも冷え症はあるんですが、女性よりも自覚症状が出ないため気づかない人が多いんです。
寒ーい冬!冷え症対策は?
女性の場合、月経の影響もあって血流が滞りやすいことから、冷えに悩まされる人が多く見受けられます。男性に比べて熱を作る筋肉が少ないというのも女性に冷え症が多いという一因です。
男性では一割の人が「冷え症」に悩まされていると言います。男性の場合は食生活の乱れや、ストレスによる自律神経の乱れ、運動不足による筋肉の減少、生活習慣病による動脈硬化も原因になります。
こうして見てみると、男性の冷え症の方が女性の冷え症よりもヤバい感じがしますね。
男女問わず、「冷え症」は放っておくと様々な病気や障害を引き起こすことになります。
冷えの大敵は食生活の乱れと運動不足です。
まず食生活から見直してみましょう。女性に多くみられるのが「食べないダイエット」。これ一番やっちゃダメなやつです。ミネラルやビタミンのバランスが崩れて冷え症が悪化します。ちゃんと食べて運動してダイエットしましょう。運動をすることで血流も良くなり、冷え症も改善します。
ちゃんと食べることは良いことですが、冷たーい飲食物、もしくは甘いものは身体を冷やしてしまいます。冷えの自覚症状がある人は特に体を温めるものを摂取しましょう。
防寒対策でも冷えを改善しましょう。冬になると使い捨てカイロが大活躍しますね。貼るカイロは好きなところに貼れて重宝します。このカイロ、貼る場所によっては全身をぽかぽかと温めることが出来るんです。
まず首を温めましょう!首を温めると太い血管が通っているおかげで血が温められ、それが全身にいきわたります。逆もありますね。高熱を出した時に首を冷やすのも同じ原理です。血を冷ますことによって熱を下げるわけです。
体温が低下すると身体は内臓を守ろうとして血を内蔵へと集めます。内蔵が多く集まる腹部にカイロを貼ってあげましょう!下半身が温まります。ちなみにふくらはぎをカイロで温めてやると痔に効くそうですよ。
カイロを使用する場合には低温火傷に気を付けて!ときどき場所をずらしたりして対策してください。
身体の中から防寒対策!
食材には体を温める「陽性食品」と体を冷やす「陰性食品」があります。冷え症にお悩みの人は特に出来る限り陽性の食べ物を摂取しましょう。陽性食品を摂ることで基礎代謝が上がります。
体を温める陽性食品は、「色は赤系統」「冬が旬」「低水分で硬い」「土の中に育つ」「塩辛い」というのが特徴です。
ショウガ・にんじん・にんにく・玉ねぎ・山芋・ごぼう・にら・唐辛子・長ネギなどは「体を温める野菜」です。
逆に体を冷やすものは、「白、緑の葉物野菜」「夏が旬」「土の上に育つ」物です。
レタス・キャベツ・ほうれん草・白菜・ナス・ゴーヤ・セロリ・もやし・トマト・おくらなどが身体を冷やすと言いますが、だからといって食べてはいけないわけではありません。陽性の調味料を使うことによって陽性食品に変わります。
味噌や醤油、塩、和風ドレッシングで陰性を陽性に変えましょう!
身体の外から防寒対策!
就寝前の入浴は冬なら特に至福の時間ですね。身体がぽかぽかしているうちにすぐに布団に入って、すぐに眠りにつかないと冷えに襲われて眠るタイミングを逃した・・・なんて経験ありませんか?
出来るだけ長くぽかぽかしていたい!湯冷めしないために、湯上りの時に足、もしくは手のひらに冷水をかけましょう。
寒いから長くお湯につかってぽかぽかの気持ちよさを堪能しますよね。いざお風呂からあがろうという時に、身体は上昇した体温を元に戻そうとします。血管を拡張させて身体に蓄えた熱を放出してしまいます。これを止めるために末端に冷水をかけ、「体温が下がった」と身体に錯覚させる事によって熱の放出は止まります。
熱いお湯よりも温めのお湯にゆっくり浸かってゆっくりと身体を温めましょう。この方が湯冷めもしにくくなります。
入浴剤を使ってお風呂を楽しみましょう。今の入浴剤は種類が豊富で飽きさせません。身体も温まります。入浴剤の代わりに「塩」を入れることもオススメです。血行が良くなり湯冷めもしにくくなります。
冬至にゆずを浴槽に浮かべて入りますが、この「ゆず」が身体を芯から温めてくれるんです!冬至だけなんてもったいない事を言わずに、冬の間はずっとゆず湯でいいんじゃないでしょうかね。1~2個湯船に浮かべるだけでいいんです。この冬は毎日ゆず湯に挑戦してみるのも良いですね!
まとめ
寒い冬+冷え症がつらいのは今年で終わり!になるように血行を良くする食べ物や運動で、丈夫な身体作りをしましょう。放っておくと自律神経や内臓に異常をきたすことも!男性は性病発症の可能性もあるので早期改善が必要です。